Kolabtreeのフリーランス科学者がオンデマンドプロジェクト100件を達成

Kolabtreeのフリーランス科学者であるヒューゴ・リスボア博士が、Kolabtreeで100件のプロジェクトを完了した経験、多様なプロジェクトで発揮している幅広いスキル、そしてフリーランスの科学コンサルタントがいかにインパクトの大きい産業プロジェクトに関わるようになっているかについて語ります。

ヒューゴ・リスボア博士は、食品およびバイオマテリアル分野の科学者であり、最近Kolabtree上でフリーランスとして活動するようになりました。母国ポルトガルからブラジルへ移住していたヒューゴさんがKolabtreeを知り、フリーランス科学者として登録したのは、コロナ渦のことでした。

パンデミックが起きた当時、ヒューゴさんは大学で教授として勤務していました。しかし契約が更新されなかったため、オンラインでのコンサルティングを含め、代替となる働き方を探すようになりました。Kolabtreeが科学者や研究者を「ギグエコノミー(gig economy,単発や短期の仕事をフリーランスなどの形態で請け負う働き方)」へとつなげていることを取り上げたNatureの記事が、ヒューゴの目に留まりました。その後まもなく、ヒューゴさんはKolabtreeにフリーランス科学者として登録し、自身のスキルセットに合うオンデマンドプロジェクトへ提案を送り始めました。

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フリーランス科学者としての科学的専門性と産業プロジェクト

ヒューゴさんは材料科学・工学の博士号と、化学工学の学位を持っています。また、これまでアカデミアとビジネスの両方で非常にユニークなキャリアを歩んできました。そのため、理論的な視点と産業的な視点を組み合わせた独自のスキルを持ち、Kolabtreeを通じてフリーランス科学者として、事業者や組織を支援しています。

ヒューゴさんはKolabtreeのプラットフォームを通じて、食品科学、バイオマテリアル研究、一般的な製品コンサルティングなど、幅広いプロジェクトに取り組んでいます。Kolabtreeでは、企業が独立した科学分野の専門家に直接アクセスできます。

博士課程での重点分野は多糖類であり、化学工学と食品科学を得意領域としています。そしてこれまで、クライアントとともに食品や化学製品の製品配合、風味付け、賞味期限に関する大規模なプロジェクトに取り組んでいます。また、プロトタイプを大規模生産可能な製品へと発展させることにも長けており、自身の持つ多様なスキルを活用しています。

ヒューゴさんは、自身の専門分野を「食品科学、化学工学、材料科学が重なり合う領域です」と言っています。「私この分野において提供できる価値は、クライアントが必ずしも1人の社内人材から得られるとは限らないものです。」 

スタンフォード大学出身者による「ヴィーガンエッグ」の配合支援から、食用多糖類やフレーバー付きミントの開発まで、Kolabtree上でのヒューゴさんのプロジェクトは幅広く、多岐にわたります。

フリーランス科学者としてのクライアントとの協働

柔軟なスケジュールや多様なプロジェクトに取り組めることに加え、リモートのフリーランス科学者として働くうえで特に気に入っている点は、製品開発の構想段階から市場投入に至るまで、さまざまな段階にあるクライアントと協働できることだそうです。最近では、あるクライアントから米国の現地ラボへ数日間出向いて作業するよう招かれました。ヒューゴさんとしても、「よい気分転換」になる経験だったそうです。

フリーランス科学者として2年以上活動している中で、プラットフォームを通じて協働したクライアントと連絡を取り続け、継続的にリピートプロジェクトにも取り組んでいます。ギグエコノミーへ流入する科学者、産業分野の専門家、研究者が増えていることは、ヒューゴさんのような専門家に大きな利益をもたらしており、彼はこの流れが今後も続くと考えています。

「流れは変わりつつあり、これが私たちの未来だと思います。パンデミックは、企業や独立した起業家に対して、費用対効果の高い科学コンサルティングの価値を示しました。以前であれば社内採用を志向する傾向があったかもしれませんが、企業は現在、科学者や研究者による拡大するフリーランス知識経済を活用し、需要に応じたコンサルティングを求めるようになっています。

必要なときに、必要に応じて多様な専門家とオンデマンドで協働できるのであれば、なぜ1年を通じて専門家を抱えておく必要があるのでしょうか。この方法は、企業がさまざまな専門家と新しいアイデアを検証し、マイルストーンベースでインパクトの大きいプロジェクトに取り組むうえで非常に有効です。」

フリーランス科学者としてのデータ機密性の確保

では、Kolabtreeのようなプラットフォーム上では、採用が決まる前にクライアントと専門家の会話はどのように進むのでしょうか。

「データの機密性は最も重要な要素です」とヒューゴさんは言います。

「もちろん、私のような専門家はそれぞれの倫理規範を持っており、誠実に仕事に取り組んでいます。プラットフォーム側も、プロフィールを認証する前に、私たちの経歴、出版物、プロジェクトを徹底的に確認します。ただしそれとは別に、最初の会話がごく概要レベルのものでない限り、私は初回ミーティングの前であっても、クライアントにNDAへの署名を促すようにしています。

また、情報の機密性を保つために、Kolabtreeのワークスペース上で協働することを強く求めています。ほとんどの場合、契約条件は明確であり、プロジェクトが正式に始まる前に、Kolabtree内でNDAが締結されます。」

フリーランサーへのアドバイス

このような細部への配慮が、ヒューゴさんが定期的なクライアントのパイプラインを築く助けとなってきました。また、ヒューゴさんは次のフリーランスプロジェクトに取り組めることを心待ちにしています。では、Kolabtreeのようなプラットフォームを通じてリモートコンサルティングへ向かう新しいフリーランサーに対して、ヒューゴさんはどのような気づきやアドバイスを持っているのでしょうか。 

「見込みクライアントがKolabtree上であなたを見つけやすいようにすることです。スケジューリングツールを使い、クライアントがあなたの予定に合う時間にすぐ連絡できるようにしましょう。これにより、不必要なやり取りを避け、クライアントをすぐにプロジェクトの話し合いの場へ導くことができます。

提案文は、そのプロジェクトに対して自分がどのような独自の価値を加えられるのかがクライアントに伝わるように構成してください。そして最も重要なのは、自分のスキルセットに合うプロジェクトに応募し続けることです。最初のプロジェクトは、ほんのワンクリック先にあります。そこから先は、自然に進んでいくはずです。」


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ご興味のある方は、ぜひフルインタビュー(英語)もご覧ください。

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